TOP議長随想 > 平成30年6月 鶴田 有司 秋田県議会議長

議長随想

〜ふるさと秋田の更なる発展に向けて〜

 昨年5月に第66代秋田県議会議長に就任いたしました鶴田有司でございます。
 議長就任から1年が経過しましたが、この1年で最も印象に残っている出来事は、昨年10月、南米のブラジル・アルゼンチンの2か国を訪問したことでございます。ブラジルでは、日本移民開拓先没者慰霊碑の参拝やブラジル秋田県人会の皆様との意見交換を、アルゼンチンでは、在亜秋田千秋会創立70周年記念式典に出席して、県人会の皆様との意見交換などを行いましたが、遠く離れた母県・秋田に対する県人会の皆様の強く熱い思いを実感してまいりました。
 本県は、秘湯で有名な「乳頭温泉郷」をはじめ多くの温泉地や「白神山地」、「十和田八幡平」、「鳥海山」といった景勝地、そして日本一深い「田沢湖」などの豊かな自然に恵まれ、秋田を代表するブランド米「あきたこまち」や日本酒など、魅力的で安全・安心な“食”も充実しております。加えて、海外でも人気が高く、先ごろ、平昌オリンピックのフィギュアスケート女子シングル金メダリストのザギトワ選手に贈られたことでも大きな話題となった「秋田犬」発祥の地でもあります。秋田犬とのふれあいを楽しめる施設もありますので、ぜひ全国から足をお運びいただければと思います。
 さて、我が国では、世界でも類を見ないスピードで高齢化が進行しておりますが、その中でも、本県は少子高齢化・人口減少が全国一のペースで進んでおります。このような状況のもと、それに対応して地域社会を維持・活性化していくことが重要な県政課題の一つとなっており、この課題解決に必要な政策提言を行うため、昨年9月議会において「地域社会の維持・活性化に関する調査特別委員会」を設置しております。
 また、平成26年度から「あなたの街で県議会」を開催しておりますが、これは、県議会が県民の皆様にとって身近で開かれたものになることや、県民の皆様の御意見を今後の議案の審査や議会の運営に反映させることを目的に実施しているもので、昨年度は「地域社会の維持について〜コミュニティーや交通、医療の問題など地域の現状とどう向き合うか〜」をテーマに、参加した皆様からは、忌憚のない御意見を頂戴したところでございます。
 私ども秋田県議会は、県民の皆様の代表として、その声が県政に適切に反映されるよう、知事をはじめとする執行機関と真摯に議論を重ねながら、ふるさと秋田の更なる発展に向けて、引き続き精一杯の努力を尽くしてまいりたいと考えております。

秋田県議会議長
  つる た  ゆう じ
  鶴 田 有 司

プロフィール
生年月日
昭和27年6月14日
主な議員歴
平成9年4月〜秋田県議会議員(現在6期目)
          農林水産委員会、総務企画委員会、議会運営委員会、地方創生に関する調査特別委員会の各委員長、          監査委員を歴任
平成29年5月  第66代秋田県議会議長に就任