TOP議長随想 > 平成28年7月 向山 公人 長野県議会議長

議長随想

〜“県民に開かれた、県民にわかりやすい、県民のための県議会”を目指して〜

 本年3月に第90代長野県議会議長に就任いたしました向山公人でございます。
 私は初当選以来、「普段着のままの政治活動」を信条とし、できる限り県民の近くで活動することが私の役割かつ使命と考え、17年間議員活動に取り組んでまいりました。
 本県議会の活動は、全国に先駆けて着手した政務活動費の透明化に向けた取組や、国に対する活発な意見書の提出など、県民の皆様に誇れるものと自負しておりますが、昨年の県議選において、投票率が初めて50%を下回りました。
 全国的に投票率の低下傾向が大きな課題となる中、本県でも有権者の政治離れが進む現実に、私自身大きなショックを受けました。今夏の選挙権年齢の引き下げも踏まえ、特に投票率の低さが顕著である若年層に対して、創意工夫を凝らした施策を講じていく必要があると強く感じております。
 本県議会としても、子どもたちが県政に関心を持つ契機となるよう、高校生を対象とした「こんにちは県議会です」の実施や、議場で議員が小学生に対して説明する取組の拡充など、広報活動の充実を図っております。今後も、広く県民の皆さんに県議会を身近に感じていただけるよう努めてまいります。
 さて、本年は、長野県で全国から大きな注目を集めるイベントが数多く開催されております。
 7年に1度の大祭であり、多くの観光客で賑わった諏訪の「御柱祭」や飯田の「お練りまつり」をはじめ、真田幸村ゆかりの上田では、大河ドラマ「真田丸」の好評にも後押しされ、予想を超える人出となるなど、各地で大きな経済効果がもたらされております。
 6月には、天皇・皇后両陛下御臨席のもと、長野市で全国植樹祭が開催されました。両陛下は、県内の御視察のほか、長野県北部地震で被災した栄村の皆さんとも御懇談されるなど、多くの県民に優しさ溢あふれる温かいお言葉をかけてくださいました。
 今後も、「第1回“山の日”記念全国大会」や「G7交通大臣会合」、「ながの銀嶺国体」など、次々と大きなイベントが控えており、本県を全国にアピールする絶好の機会が続きます。この機を捉え、更なる交流人口の拡大を図り、本県のイメージアップと地域の活性化に繋げてまいりたいと考えております。
 結びに、地方創生の実現に向けて、地方の元気をここ長野から発信させるべく精一杯取り組んでまいる所存でございますので、皆様の御指導、御支援を心よりお願い申し上げます。

長野県議会議長
 むかいやま きみと
  向 山  公 人

プロフィール
生年月日
昭和17年5月13日
主な議員歴
平成11年4月〜長野県議会議員(現在5期目)
土木住宅委員会、総務警察委員会、議会運営委員会の各委員長及び監査委員等を歴任         
平成28年3月  第90代長野県議会議長に就任