TOP議長随想 > 平成28年12月 五月女 裕久彦 栃木県議会議長

議長随想

〜ふるさとに愛着と誇りを持って暮らせる社会に〜

 本年3月に第103代栃木県議会議長に就任いたしました五月女裕久彦でございます。
 早いもので今年も残すところわずかとなりました。今年を振り返ってみますと様々なことがありましたが、私にとって特に印象に残っているのは夏の出来事です。
 一つは、明治29年に日光市中禅寺湖畔に建設された旧英国大使館別荘が修復整備され、7月に記念公園としてオープンしたことです。中禅寺湖畔は、明治中期から昭和初期にかけて国際避暑地として大変賑わい、中でも大使館別荘周辺は、当時の様子を今に伝える、先人から現在の私たちへの大切な贈り物であります。次代を担う子どもたちのために、このような素晴らしい歴史的文化遺産を、より多く、できる限り残していきたいと思っております。
 もう一つは、第98回全国高等学校野球選手権大会における栃木県代表校の54年ぶり2度目の優勝やリオデジャネイロで開催されたオリンピック・パラリンピックにおける競泳の萩野公介選手をはじめとする本県ゆかりのアスリートたちの活躍です。大舞台で真剣勝負に挑む選手たちの姿に感動し、それが本県ゆかりの選手である場合には、なおさら応援する手に力が入りました。
 さて、現在我が国は、人口減少・超高齢化という困難な課題に直面しております。本県においては、「人も地域も真に輝く 魅力あふれる元気な“とちぎ”」の実現に向け、重点戦略「とちぎ元気発信プラン」を推進しているところでありますが、経済や暮らし、まちづくりなど、すべての活動の原動力となる「次代を拓く人づくり戦略」を第一の柱に位置づけております。
 次代を担う子どもたちが郷土に愛着と誇りを持って健やかに成長することは、私たちの願いであるとともに、先人たちから贈られた財産を守り、これまで以上に活気に満ちた豊かで安心して暮らせる社会へと発展させ次の世代に引き継いでいくことが、現在を生きる私たちの責務であります。
 栃木県議会といたしましては、「栃木」が、愛着と誇りある「ふるさと」として県民の皆様の心の中で輝き、将来にわたって元気であり続けられるよう、最大限の努力をして参る所存であります。本県における地方創生の更なる深化のため、そして、日本の創生のため、全国都道府県議会議長会の皆様とともに全力で取り組んで参りますので、今後とも御支援御協力をよろしくお願い申し上げます。

栃木県議会議長
  そうとめ  ゆきひこ
  五月女 裕久彦

プロフィール
生年月日
昭和28年2月11日
主な議員歴
平成15年4月〜栃木県議会議員(現在4期目)
農林委員会、文教警察委員会、県政経営委員会の各委員長及び監査委員を歴任
平成24年3月  第106代栃木県議会副議長に就任
平成26年3月  議会運営委員会委員長
平成28年3月  第103代栃木県議会議長に就任