全国都道府県議会議長会

時代とともに進化する議会を目指して

議長写真
令和8年1月
長崎県議会議長

外間 雅広




 昨年7月、第70代長崎県議会議長に就任いたしました外間雅広でございます。

 昨年は、天皇・皇后両陛下にご臨席いただく「四大行幸啓」の一つとして「ながさきピース文化祭2025」(令和7年9月14日〜11月30日)を本県で初めて開催したところ、全国各地から多くの皆様にご参加いただき、心より感謝申し上げます。

 さて、時代とともに進化する議会改革が求められるなか、本県議会においては、都道府県議会として初めて「本会議の電子表決」を令和3年度に導入し、令和4年度からはタブレットを全議員に配付し議員活動の活性化及びペーパーレス化を推進しています。また、災害時や感染症のまん延期においても議会機能を十分に発揮できるよう、オンラインによる委員会開催を可能とする機器を整備しています。加えて、災害発生時の初動の議会運営手続等を確認するため、昨年12月には本県議会で初となる避難訓練を実施するなど防災意識の高揚及び防災力の向上を図っているところです。

 さらに、若者の政治への無関心が課題となるなか、若い世代の方々にも議会の役割に関心を寄せ、政治を身近に感じていただくことが重要です。そのため、高校生及び大学生を対象とした主権者教育を実施し、若い世代の声を聴く機会を創出するとともに、議員の思いを伝えています。私自身が先頭に立ち、昨年10月には包括連携協定を締結している県立大学において「長崎県議会の現状と課題」をテーマに講義を行いました。議会の仕組みや議長、議員としての日々の活動、議員の高齢化・男女比率、投票率の低下等について説明し、「若者の皆さんの思いを政治に取り入れていくためにも、ぜひ投票に行って自らの意思を示してください」と呼び掛けました。

 また、近年、全国的にハラスメントが深刻な社会問題となっており、政治分野も例外ではありません。議員には高い倫理観とともに、政治活動等における自らの言動を厳しく律することが求められます。そのため、本県議会では、令和6年2月に「長崎県議会におけるハラスメントを防止するための条例」を制定し、毎年度、ハラスメント防止研修を実施すること等を通して、ハラスメント防止に積極的に取り組んでいます。

 本県は、令和4年の九州新幹線西九州ルートの開通、令和6年の長崎スタジアムシティの開業など百年に一度と言われる変革の時期を迎えており、都心部を中心に様々な事業が展開し、まちの活性化が進んでいます。こうした中、昨年11月定例会では、新たな県の総合計画である「みんなの未来図2030」を策定しました。本県議会としても、県当局と力を合わせ、計画の基本理念「ながさきの誇りと希望を力に、みんなで夢あふれる未来をひらく」の実現に向けて日々邁進してまいります。

長崎県議会議長
外間 雅広(そとま まさひろ)

生年月日

昭和33年6月6日

主な経歴

平成15年4月〜
長崎県議会議員(現在5期目)
厚生環境委員会、環境生活委員会、観光振興等対策特別委員会、議会運営委員会の各委員長を歴任
令和7年7月
第70代長崎県議会議長に就任