三重県議会基本条例20周年を迎えるにあたって
三重県議会議長
服部富男
令和7年5月に、第115代三重県議会議長に就任いたしました服部富男でございます。
本県では、同年11月に、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと、「第44回豊かな海づくり大会〜美(うま)し国みえ大会〜」を無事開催することができました。大会の開催にご協力いただきました全ての皆様に、心より感謝申し上げます。
本県議会では、平成18年12月に、都道府県議会として初めて議会基本条例を制定し、今年20周年を迎えます。
三重県議会基本条例は、分権時代を先導する議会を目指し、「開かれた議会運営の実現」「住民本位の政策決定と政策監視・評価の推進」「独自の政策提言と政策立案の強化」「分権時代を切り開く交流・連携の推進」の4つの柱を基本方針としており、三重県議会は、これに則り常に県民福祉の向上及び県勢の伸展を目指して取り組んでまいりました。
このうち、「独自の政策提言と政策立案の強化」の具体的な取組として、近年の特別委員会の活動を紹介します。私が委員長を務めたワンヘルス推進調査特別委員会(令和6年度設置)では、先進県である福岡県を訪れる等の調査を重ね、最終報告では、執行部に対し、人と動物、環境の健康を一体と捉えるワンヘルスの理念を県民へ周知・啓発すること等の要望を行いました。令和7年5月に設置した豊かで美しい三重の海づくり調査特別委員会では、豊かで美しく親しみのある海づくりを推進するため、令和8年3月に知事への政策提言を行うとともに、国へ意見書を提出しました。伊勢茶の振興に関する条例策定調査特別委員会(令和6年度設置)は、伊勢茶に親しむ暮らしの推進を図ることで伊勢茶の振興に寄与することを目的とする条例の策定に向け、約2年に渡って議論を重ねました。その結果、「伊勢茶に親しむ暮らし推進条例」が令和8年3月に可決・制定され、同年4月1日から施行されるに至りました。このように、三重県議会基本条例の精神がここに息づき、具体的な成果として実を結んでいることは誠に嬉しい限りです。
最後になりますが、三重県は、4月18日に誕生150周年を迎え、様々なイベントを行う予定です。また、伊勢神宮では20年に一度社殿を造り替える令和15年の式年遷宮に向け、様々な行事が始まっています。今後ますますの盛り上がりを見せる三重県へ、皆様是非お越しください。三重県議会を代表し、心よりお待ちしています。
三重県議会議長
服部 富男(はっとり とみお)
生年月日
昭和24年4月10日
主な経歴
- 平成11年4月〜
- 三重県議会議員(平成11年6月まで)
- 平成19年4月〜
- 三重県議会議員(連続5期当選)
県土整備企業常任委員会、戦略企画雇用経済常任委員会、新エネルギー等活用調査特別委員会、総務地域連携常任委員会、議会運営委員会、ワンヘルス推進調査特別委員会の各委員長を歴任 - 令和2年5月
- 第114代三重県議会副議長に就任
- 令和7年5月
- 第115代三重県議会議長に就任
