「オール千葉」で進める持続可能な千葉県づくりの実現に向けて

千葉県議会議長
宍倉 登
千葉開府900年という歴史的節目を迎えた年に第80代千葉県議会議長に就任いたしました宍倉登でございます。
私は、就任に当たり、議会と執行部が協調しながら、互いに創造力を発揮し、限られた財源の中で、県民の安全・安心を守り、豊かな暮らしと県民生活の向上を実現していくことこそが、我々議会に課せられた使命であると訴えました。その思いを忘れることなく、職務に専念してまいります。
本県は、本年8月に発生した千葉豪雨に続き、9月には台風第25号に伴う記録的な大雨に見舞われ、県内各地で河川や湖沼の氾濫による浸水被害や土砂災害が発生し、人的被害やインフラへの影響が相次ぐなど、県民生活や地域経済に深刻な影響を及ぼす未曾有の災害となりました。
近年、気候変動の影響もあってか、激甚な自然災害が頻発し、平時からの備えの重要性が一層高まっています。このような中、議員発議により、平時と災害時を分けて考えるのではなく、施設や設備、サービスをシームレスに活用できる社会の実現を目指す都道府県レベルでは全国初のフェーズフリー推進条例が、さきの9月定例県議会で可決されました。
議会改革の一環としては、次代を担う若者が県議会や議員の仕事への関心を高め、政治への参加意識の醸成を図るとともに、議員のなり手不足の解消に繋げることを目的として、令和7年度から「ちば高校生県議会」を開催しています。
今年度は、県内の公立・私立高校合わせて27名の高校生に参加いただき、若者ならではの視点や地方政治に対する率直な思いに触れて、大変有意義な機会となりました。こうした声をいかに県政へ反映していくかが、私たち議員に課せられた重要な課題であると認識し、引き続き、取り組んでまいります。
今後も、多様な主体が連携・協働するオール千葉体制のもとで各種施策を推進し、持続可能な千葉県づくりを県議会としても力強く進めてまいります。
最後に、私の地元、千葉市幕張地区に触れたいと思います。現在は、幕張メッセを中心とした新都心として発展しましたが、江戸時代に第8代将軍・徳川吉宗の命を受けた蘭学者の青木昆陽がサツマイモの試作に成功した地であるともいわれています。
江戸時代から現代に至るまで、幕張が様々な情報を発信する拠点であり続けていると考えると、大変感慨深いものがあります。本県にお越しの際は是非、幕張にお立ち寄りください。
心よりお待ちしております。
千葉県議会議長
宍倉 登(ししくら のぼる)
生年月日
昭和24年11月12日
主な経歴
- 昭和58年5月〜
- 千葉市議会議員(3期)
- 平成7年4月〜
- 千葉県議会議員(現在8期目)
総務企画常任委員会、商工労働環境生活常任委員会、決算審査特別委員会の各委員長、監査委員等を歴任 - 令和8年7月
- 第80代千葉県議会議長に就任
