全国都道府県議会議長会

16 森林病害虫防除対策の強化について

昭和45年7月29日 決定

 森林病害虫、特に松くい虫の被害は、近年の異常気象の影響もあり、ますます増大する傾向にあり、これが徹底した防除策が講ぜられなければ森林資源の枯かつすらきたすおそれがある。しかるに、現行の防除事業に対する国の補助制度では、森林所有者の負担が過大であり、さらに、被害の幼令・小経木化にともない防除にいちじるしく支障をきたしている。

 よって、次の措置を講ぜられたい。

(1) 防除事業の補助率ならびに事業単価を大巾に引き上げること

(2) 不採算被害木の補助率を大巾に引き上げること