11 日本人拉致問題の早期解決について
令和3年10月28日 決定
日本人拉致問題については、北朝鮮が拉致を認めた日朝首脳会談から19年が経過したが、未だ解決には至らず、拉致被害者とそのご家族の苦しみは想像を絶するものである。
一方、北朝鮮は、ミサイル発射等の挑発行為を幾度となく繰り返している。このことは、我が国の安全に対する重大な脅威であるとともに、国際社会の平和と安定を脅かす行為であり、断じて許されない。
昨年2月には、拉致被害者である有本恵子さんの母、嘉代子さんが、6月には横田めぐみさんの父、滋さんがお亡くなりになり、拉致被害者及びそのご家族が高齢化していることから、解決に向けてもはや一刻の猶予もない。
よって、国際社会とより一層連携し、ミサイル発射等の行為を許すことなく、日本人拉致問題の一日も早い解決に向けて、全力で交渉されたい。