全国都道府県議会議長会

12 竹島の領土権の確立について

令和5年10月26日 決定

 竹島については、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であるにもかかわらず、これまで70年にわたって韓国が不法に占拠し続けている。

 近年では、ヘリポートの大規模改修工事や島民宿舎の建設、竹島周辺での海洋科学基地や防波堤建設を計画するなど、竹島の実力支配を一層強めているところである。

 そうした中、平成24年8月には、韓国大統領が竹島へ上陸し、その後、韓国国会議員等の上陸も相次いで強行された。さらに令和3年11月には、韓国警察庁長が12年ぶりに上陸しており、こうした韓国の動きは、断じて容認できるものではない。

 よって、国際司法裁判所への単独提訴を含め、竹島の領土権の確立に向けた強力な外交交渉を行うとともに、国民世論の啓発や国際社会への情報発信などを積極的に展開されたい。