5月30日(水曜)、自由民主党の主催により、同党役員と本会役員との懇談会が開催されました。

懇談会においては、はじめに谷垣禎一自由民主党総裁から「地方議会議員の位置付けの明確化、都道府県議会議員の選挙区制度の見直しの要請については十分承知しており、真剣に取り組まなければならないと思っている」旨挨拶がありました。

次に山本教和本会会長(三重県議会議長)が挨拶を述べ、地方議会議員の新たな年金制度、議員の位置付けの明確化、選挙区制度の見直し等について要請しました。

　続いて懇談(フリーディスカッション)が行われ、本会出席者からは、政務調査費制度の見直し、原子力発電所の再稼働問題、今後のエネルギー政策、東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理、首都直下型地震発生時におけるバックアップ体制や南海トラフ地震等に係る防災対策、道路整備の促進などについて発言がありました。

　これに対して党側からは、政府提案の地方自治法改正案に対する修正案(政務調査費の「政務活動費」への変更等)、国土強靭化基本法案、首都直下型地震や南海トラフ地震に係る特別措置法案の提出を予定していることなどについて発言がありました。

　最後に大島理森副総裁が「いただいたご意見はしっかりと受け止めて、誠意を持って対応していく所存である」旨挨拶を述べ、閉会しました。

自由民主党出席者

谷垣　禎一　総裁

大島　理森　副総裁

塩谷　　立　総務会長

茂木　敏充　政務調査会長

田野瀬　良太郎　幹事長代行

溝手　顕正　参議院幹事長

菅　　義偉　組織運動本部長

田中　和�ｺ　団体総局長

平井　卓也　総務部会長

稲田　朋美　法務・自治関係団体委員長

本会出席者

山本　教和　会長(三重県議会議長)

喜多　龍一　副会長(北海道議会議長)

平　　弘造　副会長(山形県議会議長)

小楠　和男　副会長(静岡県議会議長)

佐野　高典　副会長(滋賀県議会議長)

樫本　　孝　副会長(徳島県議会議長)

馬場　成志　副会長(熊本県議会議長)

斎藤　健治　理事(福島県議会議長)

小島　信昭　理事(埼玉県議会議長)

山田　憲昭　理事(石川県議会議長)

内山　　登　理事(岡山県議会議長)

武石　利彦　理事(高知県議会議長)

近藤　永太郎　監事(京都府議会議長)

岡田　志朗　監事(愛媛県議会議長)

細谷　典幸　監事県(茨城県議会副議長)

当日の様子