全国都道府県議会議長会

第157回定例総会を開催 ─柳居俊学会長(山口県議会議長)をはじめ新役員を選任、地方税財源の充実確保等5件の決議、明年度政府予算編成並びに施策に関する提言を決定─

平成29年7月25日

 7月25日(火曜)、東京・都道府県会館において第157回定例総会を開催し、新会長に柳居俊学 山口県議会議長を選任するなど、役員改選を行ったほか、「地方税財源の充実確保に関する決議」、「台風第3号及び九州北部豪雨による災害に関する決議」、「東京電力福島第一原子力発電所事故対策に関する決議」、「『2025日本万国博覧会』の大阪・関西誘致に関する決議」及び「地方議会議員の厚生年金への加入を求める決議」並びに「平成30年度政府予算編成並びに施策に関する提言」を決定しました。

 総会では、先ず中島源陽 会長職務代理者(宮城県議会議長)があいさつを述べ、続いて来賓の原田憲治 総務副大臣が高市早苗 総務大臣のあいさつを代読し、事務局が安倍晋三

内閣総理大臣のメッセージを披露しました。

 その後、議事に入り、平成28年度決算については、事務局が会務報告及び会計報告の説明、小林幹夫 監事(栃木県議会議長)が会計監査報告を行った後、認定しました。

 なお、大橋一功 大阪府議会議長から明年度予算に関して、事業費全体の経費節減に向け引き続き努力すべき旨、意見がありました。

 次に、役員会提出の「地方税財源の充実確保に関する決議」、「台風第3号及び九州北部豪雨による災害に関する決議」、「東京電力福島第一原子力発電所事故対策に関する決議」、「『2025日本万国博覧会』の大阪・関西誘致に関する決議」及び「地方議会議員の厚生年金への加入を求める決議」を決定するとともに、各委員会の委員長報告の後、「平成30年度政府予算編成並びに施策に関する提言」を決定しました。

 なお、災害に関する決議の可決御礼と全国からのお見舞や支援についての御礼発言が、樋口明 福岡県議会議長と井上伸史 大分県議会議長からあり、万博誘致に関する決議について、可決の御礼と支援・協力要請の発言が、大橋一功 大阪府議会議長からありました。

 続いて、役員等の選任を行い、先ず、事前に開催した役員選考委員会の選考の経過と結果について、稗苗清吉 委員長(富山県議会議長)から報告を受けて、柳居会長ほか副会長を選任しました。

 次に、理事、監事について、ブロックにおける互選結果を事務局から報告して諮り、決定しました。

 次に、委員会の正副委員長についても同様に諮り、決定しました。

 その後、次期定例総会(10月26日)の開催地である熊本県議会の岩下栄一 議長があいさつを述べ、事務局より、11月13日(月曜)開催の「第17回都道府県議会議員研究交流大会」について報告を行いました。

当日の様子


柳居俊学 会長

中島源陽 会長職務代理者

原田憲治 総務副大臣

岩下栄一 熊本県議会議長

資料