三議長会、「多様な議員で構成された活力ある地方議会を目指す全国大会」を開催

令和3年11月24日

　11月24日(水曜)、三議長会(全国都道府県議会議長会、全国市議会議長会、全国町村議会議長会)は、砂防会館において、「多様な議員で構成された活力ある地方議会を目指す全国大会」を開催しました。

　本大会は、地方公共団体の意思決定機関である地方議会は、性別や年齢構成等に偏りがなく多様な議員で構成されるとともに、デジタル技術の活用等により多くの住民の声を反映した審議を通じ活力ある議会となるよう取り組んでいかなければならず、本大会を通じ、改めて地方議会の重要な役割を明らかにし、発信していくことにより、女性や会社員、若者をはじめとした多様な住民が、さらに地方議員に立候補したいと思える契機とするため、開催したものです。

　大会は2部構成で、第2部は、基調講演・パネルディスカッションを行いました。

　第1部は、清水富雄　全国市議会議長会会長(神奈川県横浜市会議長)の主催者代表挨拶、金子恭之　総務大臣、野田聖子　内閣府特命担当大臣(男女共同参画)の来賓挨拶の後、南雲正　全国町村議会議長会会長(新潟県湯沢町議会議長)が読み上げた大会決議を採択しました。

　第1部の閉会に当たり、柴田正敏　全国都道府県議会議長会会長(秋田県議会議長)から、大会で決議した地方議会の意思決定機関としての位置付けを法律上明確化することは、議会の団体意思を決定する責任が明確化されることに加え、議会の重要な役割について住民から理解を得る契機となるとともに、若者や女性、会社員等多様な人材の議会への政治参画につながるものと考えており、地方自治法の改正実現に向けご支援を賜りたいと挨拶を行いました。

　大会決議については、三議長会会長が要請活動を実施しました。