全国都道府県議会議長会

第173回定例総会を開催 ─国民生活を守り地域経済の早期回復に関する決議など5件の決議、明年度政府予算編成に関する提言を決定─

令和4年10月25日

 10月25日(火)、広島県において第173回定例総会を開催しました。

 総会では、はじめに地元広島県の中本隆志 議長、小畑保則 副会長(北海道議会議長)のあいさつの後、湯ア英彦 広島県知事、松井一實 広島市長が歓迎のあいさつを述べました。

 次に、岸田文雄 内閣総理大臣のメッセージを柳居俊学 山口県議会議長が披露、寺田稔 総務大臣の祝辞を内藤尚志 総務審議官が代読した後、衆・参両院議長の祝電を披露しました。

 次に、自治功労者の表彰に移り、議長在職10年の特別功労者として柳居山口県議会議長を表彰しました。その後、在職30年以上の永年勤続功労者42名を表彰し、田中八洲男 島根県議会議長など在職10〜25年以上の永年勤続功労者451名を表彰しました。

 次に、新任正副議長の紹介に続いて、中本広島県議会議長が総会議長を務め、議事に入り、役員会提出の「国民生活を守り地域経済の早期回復を実現する決議」、「地方創生の推進に関する決議」、「地方税財源の充実確保に関する決議」、「地方議会が地方公共団体の意思決定を行うことを明文化する地方自治法の改正等の早急な実現を求める決議」、「東京電力福島第一原子力発電所事故対策に関する決議」を決定するとともに、各委員会の委員長報告の後、「令和5年度政府予算編成に関する提言」を決定しました。

 なお、決議に係る審議中に、しきだ博昭 神奈川県議会議長から、国に迅速な補正予算編成・執行等を議長会から要請するよう求める発言があり、提言に係る審議中には、星名建市 群馬県議会議長から、温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取り組みへの協力依頼に係る発言がありました。

 その後、明年秋に開催予定の第176回定例総会を四国ブロックの香川県において開催することを決定し、これを受けて、高城宗幸 香川県議会議長があいさつを述べました。

 そのほか、森和臣 大阪府議会議長からカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みへの協力依頼に係る発言がありました。

 また、全米州議会議員連盟直前会長のスコット・サイキ ハワイ州下院議長をお招きし、あいさつをいただきました。

 以上で総会の議事が終了し、最後に中本広島県議会議長が開催地としての御礼あいさつを述べ、閉会しました。

当日の様子


中本隆志 広島県議会議長

小畑保則 副会長(北海道議会議長)

湯ア英彦 広島県知事

松井一實 広島市長

スコット・サイキ 全米州議会議員連盟直前会長(ハワイ州下院議長)

会議の模様

資料