TOP議長随想 > 平成30年4月 柴立 鉄彦 鹿児島県議会議長

議長随想

〜鹿児島への追い風を生かして〜

 鹿児島県議会議長の柴立鉄彦でございます。
 昨年3月に歴史と伝統のある鹿児島県議会の第69代議長に就任し、1年が経過致しました。
 この1年で最も印象に残っている出来事は、昨年11月に、天皇皇后両陛下に屋久島、沖永良部島、与論島を御訪問いただき、随行する機会に恵まれたことでございます。遠隔の地や島々への旅を大切なものと感じ、常に国民と共にあろうとされる両陛下のお姿を間近に拝見し、深い感銘を受け、私自身、離島振興に取り組む決意を新たにさせていただいたところです。
 さて、昨年9月の第11回全国和牛能力共進会宮城大会において、鹿児島黒牛が「和牛日本一」に輝いたほか、近年、本県の黒豚、ブリ、カンパチ、杉丸太などの農林水産物について、輸出額が伸び続けています。
 今年は、明治維新150周年の節目となる年で、NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送も好評を博しており、7月には、奄美の世界自然遺産登録の可否が決定される予定となっています。また、東京でオリンピックが開催される再来年には、「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」が開催されるなど、今、鹿児島には追い風が吹いています。この機会を絶好のチャンスと捉え、農林水産業や観光の振興、地域活性化などに取り組んでまいりたいと考えております。
 一方、本県議会の取組といたしまして、平成23年度から県議会と県民との意見交換会である「あなたのそばで県議会」を年2回程度実施しています。また、平成19年度から政策立案機能の充実・強化を図るため政策立案推進検討委員会を設置し、29年度に提言を行った「過疎・中山間地域の地域力強化」なども含め、これまで24項目を知事等に提言、議員提案で10件の政策条例を制定するなど、知事等に対する提言や政策条例の制定を積極的に行ってきております。
 地方分権が進展し、地方創生への取組が進められている中、県議会の役割と責任はますます大きくなっています。今後とも、行政監視機能や政策立案機能の更なる充実強化に取り組むとともに、二元代表制の一翼を担う議会として、県民の代表機関である県議会をもっと身近に感じていただき、県民の皆様の負託に応えられるよう努めてまいる所存でございます 。

鹿児島県議会議長
  しば たて てつ ひこ
  柴 立 鉄 彦

プロフィール
生年月日
昭和22年9月28日
主な議員歴
平成3年4月   鹿児島県議会議員に初当選
           現在7期目
           鹿児島県監査委員、農林水産委員会委員長、環境生活厚生委員会委員長、決算特別委員会委員長、
           予算特別委員会委員長を歴任
平成22年3月   第73代鹿児島県議会副議長に就任
平成29年3月   第69代鹿児島県議会議長に就任