TOP議長随想 > 平成31年3月 尾藤 義昭 岐阜県議会議長

議長随想

〜「平成」の次の時代を見据えた岐阜県の取組みについて〜

 昨年5月に第127代岐阜県議会議長に選出されました尾藤義昭でございます。
 議長に就任以来、岐阜県でも大きな被害を受けた平成30年7月豪雨災害をはじめ、大阪北部地震や北海道胆振東部地震など全国各地で災害が相次いで発生いたしました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。また、昨年9月には岐阜県内で家畜伝染病「豚コレラ」が発生し、現在も予断を許さない厳しい状況が続いているところであり、危機管理体制の充実・強化、災害に強い県土づくりの重要性を改めて痛感した次第です。
 さて、我が国では本格的な人口減少社会を迎えておりますが、岐阜県でも昨年9月1日時点での推計人口が1983年以来35年ぶりに200万人を割ったというニュースが、衝撃をもって県民に迎えられました。
 このような中、岐阜県では「『清流の国ぎふ』を支える人づくり」「健やかで安らかな地域づくり」「地域にあふれる魅力と活力づくり」を政策の三本柱として「清流の国ぎふ」づくりを進めております。
 一つ目の「人づくり」では、担い手確保に向け、小・中・高一貫して、ふるさと岐阜への愛着と誇りを育む教育の推進、女性、障がい者、高齢者、外国人など誰もが活躍できる環境づくりに取り組んでいます。
 二つ目の「地域づくり」では、医療と福祉の連携・充実を図るとともに、障がいのある方の自立・社会参画の支援を推進しております。また、自然災害等から県民の命を守る予防対策の充実、中小河川における避難対策の強化のほか、家畜防疫体制の構築を進めております。
 そして三つ目の「魅力と活力づくり」では、地場産業や農畜水産業の活性化はもとより、AI、IoT等の先端技術を活用したモノづくり企業の生産性向上への支援、航空宇宙の技術者育成や研究開発を進める「航空宇宙生産技術開発センター」の整備など次世代を見据えた産業振興を重点的に推進しております。
 また、観光面では、「岐阜関ケ原古戦場記念館」の開館や、本県ゆかりの明智光秀公が主役の大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を来年に控え、県内周遊型の歴史・戦国・武将観光の推進に力を入れております。
 岐阜県には豊かな自然、歴史、文化のほか、「飛騨牛」や「清流長良川の鮎」等、国内外から高く評価されている食も豊富にございます。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
 本年5月には皇位継承が行われ、歴史の大きな転換点を迎えます。「平成」の次の時代が皆様一人ひとりにとって、実り多き、素晴らしい時代となりますことを心よりお祈り申し上げます。

岐阜県議会議長
  び とう よしあき
  尾 藤 義 昭

プロフィール
生年月日
昭和21年2月14日
主な議員歴
平成3年4月〜 岐阜県議会議員(現在6期目)
          土木委員会、厚生環境委員会、総務委員会、決算特別委員会の各委員長及び岐阜県監査委員を歴任
平成30年5月  第127代岐阜県議会議長に就任