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第19回都道府県議会議員研究交流大会を開催更新日 : 2019年11月14日

本会は、11月12日(火) 、東京・都市センターホテルにおいて、第19回都道府県議会議員研究交流大会を約460名の都道府県議会議員の参加を得て開催しました。
 本大会は、「都道府県議会議員が一堂に会し、共通する政策課題等についての情報や意見の交換を行うとともに、大会参加を通じて議員間の一層の連携を深め、もって地方分権の時代に即応した議会機能の充実と活力に満ちた地域づくりに資すること」を目的に、平成13年度から、総務省の後援のもと開催しているものです。
 大会では、田中英夫 会長が主催者を代表してあいさつを述べた後、講演を聴取するとともに、5つの分科会に分かれ意見交換を行いました。
 講演及び各分科会の概要は次のとおりです(敬称略)。

<講演>「新時代における地方議会のあり方」
  講師  大山 礼子 駒澤大学法学部教授

<第1分科会>「議会の透明性の確保」
 議会基本条例による議会運営の可視化、審議過程の公開や情報発信などの取組みを踏まえ、議会や議員活動の更なる透明性向上のための課題や説明責任について考える。
 コーディネイター  金井 利之 東京大学大学院法学政治学研究科教授
 パネリスト     伊沢 勝徳 茨城県議会議員
            浜田 一哉 鳥取県議会議員


<第2分科会>「政策立案機能の強化」
 議会からの政策提案の強化が求められ、議員や委員会の条例発議が活発化しているが、その事例紹介を踏まえ、今後の政策立案機能強化の手法や課題について考える。
 コーディネイター  谷口 尚子 慶應義塾大学大学院准教授
 パネリスト     樋口 明 福岡県議会議員
            田村 琢実 埼玉県議会議員
            

<第3分科会>「行政監視機能の強化」
 首長と議会が向き合う二元代表制において、議会がどのような監視機能を果たすべきか、果たしうるか、チェック機能のあり方と具体的手法について考える。
 コーディネイター  勢一 智子 西南学院大学法学部教授
 パネリスト     ふくし山ノブスケ 鹿児島県議会議員
            西内 健 高知県議会議員


<第4分科会>「住民との関係強化」
 民意の的確な反映・住民参加の拡充が求められており、住民との関係強化に向けた具体的取組を踏まえ、住民代表機能強化の方法について考える。
 コーディネイター  江藤 俊昭 山梨学院大学大学院・法学部教授
 パネリスト     荒井 武志 長野県議会副議長
            竹村 健 滋賀県議会議員
            

<第5分科会>「外国人観光客の増加と広域観光」
 外国人観光客の急増、来年の東京オリンピック開催を踏まえ、広域観光振興や観光による地方創生の事例研究を
行い、観光における広域連携のあり方や議会の果たす役割について考える。
 コーディネイター  村橋 克則 大正大学地域構想研究所教授
 パネリスト     緒方 直之 広島県議会議員
            東 豊 三重県議会議員


主催者あいさつ 田中 会長


基調講演 大山 駒澤大学法学部教授


大会の模様