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第20回都道府県議会議員研究交流大会を開催更新日 : 2020年11月12日

本会は、11月9日(月)から11日(水)までの3日間、第20回都道府県議会議員研究交流大会を開催しました。
  都道府県議会議員研究交流大会は、平成13年の第1回以降、毎年東京で開催していましたが、20回目となる今年は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、初の試みとなる、オンラインで開催することになりました。
  大会1日目は、開会冒頭、田中英夫 会長(京都府議会議長)が主催者を代表してあいさつを述べた後、金井利之 東京大学大学院教授の基調講演を録画で配信するとともに、「国際交流・多文化共生」をテーマとする第1分科会の生配信を行いました。
  2日目は、「行政監視機能の強化」をテーマとする第2分科会と、「政策立案機能の強化」をテーマとする第3分科会の生配信を行いました。
  3日目は、「住民との関係強化」をテーマとする第4分科会と、「人口減少時代における過疎対策」をテーマとする第5分科会を生配信で行いました。
  各分科会では、コーディネイター・パネリストとオンラインで参加する議員との間で意見交換を行いました。

  基調講演及び各分科会の概要は次のとおりです(敬称略)。

<基調講演>「地方議会・地方議員の将来像」(録画配信)
  講師  金井 利之 東京大学大学院法学政治学研究科教授

<第1分科会>「国際交流・多文化共生」(生配信)
 近年の在住外国人等の急増を踏まえ、地域における多文化共生の取り組みの事例研究を行い、今後の多文化共生のあり方や議会の果たす役割について考える。
 コーディネイター  山脇 啓造 明治大学国際日本学部教授
 パネリスト     秋山 健太郎 群馬県議会議員
             山本 雅彦 岡山県議会議員

<第2分科会>「行政監視機能の強化」(生配信)
 首長と議会が向き合う二元代表制において、議会がどのような監視機能を果たすべきか、果たしうるか、チェック機能のあり方と具体的手法について考える。
 コーディネイター   土山 希美枝 龍谷大学政策学部教授
 パネリスト      田村 琢実 埼玉県議会議長
             三浦 正臣 大分県議会議員
            

<第3分科会>「政策立案機能の強化」(生配信)
 議会からの政策提案の強化が求められ、議員や委員会の条例発議が活発化しているが、その事例紹介を踏まえ、今後の政策立案機能強化の手法や課題について考える。
 コーディネイター  津軽石 昭彦 関東学院大学法学部地域創生学科教授
 パネリスト     森田 悦男 茨城県議会議長
             佐藤 義憲 福島県議会議員

<第4分科会>「住民との関係強化」(生配信)
 民意の的確な反映・住民参加の拡充が求められており、住民との関係強化に向けた具体的取組を踏まえ、住民代表機能強化の方法について考える。
 コーディネイター  谷口 尚子 慶應義塾大学大学院教授
 パネリスト     川村 伸浩 岩手県議会議員
            永森 直人 富山県議会議員

<第5分科会>「人口減少時代における過疎対策」(生配信)
 人口減少や高齢化の進展など様々な問題に直面する過疎地域の課題の解決に向けた事例研究を行い、今後の過疎対策のあり方や議会の果たす役割について考える。
 コーディネイター  青山 彰久 元・読売新聞東京本社編集委員
 パネリスト     高橋 雅彦 島根県議会議員
             山本 啓介 長崎県議会議員


基調講演を行った金井教授


第1分科会の模様(左から山脇教授、秋山議員、山本議員)


第2分科会の模様(左から土山教授、田村議長、三浦議員)


第3分科会の模様(左から津軽石教授、森田議長、佐藤議員)


第4分科会の模様(左から谷口教授、川村議員、永森議員)


第5分科会の模様(左から青山氏、高橋議員、山本議員)